広告代理店のポスティング戦略

不動産のポスティングのコツは?

土地分譲やマンションなどの不動産のポスティングの対象として、まず賃貸のアパートや団地やマンションが想定されます。比較的ポスティングのターゲットが設定しやすいパターンです。
しかし、いま土地や家屋を持っていないから不動産のターゲットになると考えるのは短絡で、賃貸ユーザーが抱えている生活ニーズの問題点をサポートする姿勢が「売り」に望まれます。
賃貸入居者は、家賃を払い続けることとローンとどちらがいいのか、頭金がどれほどで不動産を手に入れることができるのか、2世代といっしょに暮らせるとしたら住宅を買うべきなのか、などいろいろ考えています。とくに、2世代住宅では、親が子に、子が親に、の将来設計も想定されます。賃貸入居者が生活する上で参考になる考え方や経済的なメリットの情報提供も有効です。
また、賃貸入居者が不動産を購入するパターンとして、エリアがつながっている、身近な地域に移行するのが多く見られます。すでに、ユーザーの生活感覚として、土地感を心得ているからで、知識や情報が得やすいということもあります。

売却された土地の買い手を、不動産会社は広告にはかけますが、隣接する地域内にお奨めして売るというケースもあります。隣接する家屋が、息子や娘夫婦を呼んで同居したり、子供が親を呼んで面倒を見るときに、建て増しや別棟を建てるケースがあり得るからです。このような具体的で、極端なケースは、ポスティングとともに、不動産会社の営業活動が欠かせません。
不動産のポスティングが重要視されるのは、住民の意識が通じるエリアであることがポイントです。同じ市内か、商圏続き、または隣り合う都市圏です。勤務先や条件が変わらないのに、まったく知らない土地に引っ越すことは多くはありません。 もちろん、例外もあり、都心の団地に住んでいた人が、緑豊な郊外に新居を求める、郊外から都心に入ってくる、というケースもあります。また、住んでいる地域そのものがイヤになった、というケースもあるでしょう。
その地域の転出、転入の人口動態のマーケティングデータから関連性を読み取って、ポスティングの商圏を設定してください。 すなわち、手が届く買い方の方程式の提供と、商圏続きの人口流動があるポスティングのパターンです。

また、購買に際しては、きっかけとなるモチベーションがなければなりません。それが至近エリアのモデルハウスや見学会です。ポスティングには、言葉がないので、トークの変わりをするメソッドをデザインしなければなりません。
広告代理店のポリシーからいえば、ほんとうは一戸一戸ご訪問したいのですが、という意識で、不動産のポスティングのツールをデザインして、そのような気持ちでポスティングすることが大事です。

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